一泊二日の岐阜旅行・2日目

こんにちは!
先日、「にいがた酒の陣」のお手伝いに行ってきた新保です。

今までも何度か参加してきましたが、やはり出店側となると全く見え方が違います。
今回特に人気だったのは「添仕込」で作られた日本酒「Kamosumori」の純米吟醸。
通常の日本酒より発酵を早期で止めるため、お米の持つ甘みと発酵初期に出る酸味が強く出るお酒で、「ワインみたい!」とおっしゃる方が多かったです。
この日はたまたま友人が来たのでお勧めした所、フードコートでつまみを買って会場内で開栓し、2人がかりで4合瓶を7割ほど開けたとの事でした……

酒の陣1日目についてはこちらのページをどうぞ

さて、そんな新潟からは離れまして、以前にご紹介した岐阜旅行の2日目についてお伝えしたいと思います。

一泊二日の岐阜旅行・1日目

朝9時頃に岐阜市を出て、そのまま東端にある恵那市へと向かいます。
本日のお目当てはここにあるという「日本大正村」です!
大正ロマンを肌で味わいたいと思って旅立ったのですが……遠い!
岐阜に行ったのは初めてなのですが、その面積は10,621平米と全国7位。
われらが新潟県が12,584平米で第5位なので、新潟と同じくらい広いんですね……
なんだかんだで、昼前に到着しました。

車を停めると、そこはかとなく大正気分。
駐車場にあったトイレも大正っぽいです。

この路地の感じも、テレビでしか見た事の無い古風な感じ。
自分が大正時代にタイムスリップしたような錯覚を覚えます。

こちらは明治39年築という大正村役場。
昭和の頃までは実際に庁舎として使われていたとの事です。

入っていいものか悩んでいると、中からキチキチキチ……という異音が。
気になって覗いてみると!

掛け時計! しかもゼンマイ式!
スタッフさんがうっかりゼンマイを巻くのを忘れてしまったとの事で、珍しい場面に遭遇しました。
しばらくすると、ボーン、ボーンと懐かしい音が。
祖父母の家で聞いて以来、久しぶりに聞きました。

その他にも今ではまず見ない電話があったり。

町長室(現在は竹下景子さんが3代目町長として各種PR等をこのお部屋でされるそうです)を見てきました。

こちらは大正ロマン館。
時期が時期なので枯れてしまっていましたが、時期になると美しいバラ園となるそうです。
館内撮影禁止との事でしたが、NHKの連続テレビ小説「ぺっぴんさん」の撮影にこちらで所有しているアコーディオンとハーモニカが使用されたとの事。
その他にも多数のアコーディオンが展示されていたり、大正時代のすごろく等が展示されていたりと、とても興味深かったです。

そしてこちらが、旧三宅家邸宅。
何とこちら、築年数は300年超!
構えや風合いも立派ですが、少し面白いのは屋根の部分。
この辺りは雪が少ないため、豪雪地帯である飛騨市に比べ萱の量が少ないんだそうです。

梁も一本物で、非常に贅沢な造りとなっています。
中では男性の方が一人、囲炉裏に座って火を焚いていましたが、これは煙を出して萱をいぶしているんだそうです。
こうする事で虫がついたりすることが防がれ、長持ちするのだそうです。
この方からはいろいろなお話を聞くことが出来ましたが、最後に見せて頂いたのがこちらの木製の挽き臼。

これも100年単位で置かれている物との事でしたが、軽く力を入れるとクルリと回ります。
そんな昔の物が今も動くという事に、胸の奥が熱くなりました。

あちらこちらを歩き回った後は、総合案内所とお土産屋さんを兼ねる「大正村浪漫亭」内のお食事処「かわかみ」さんでお昼ごはん。
この辺りでは三浦豚という豚が有名だそうですので、そちらを注文しました。

恵那三浦豚の生姜焼き定食(¥1,100)

三浦豚は普通の豚肉よりも柔らかく、甘みがあります。
甘辛い生姜焼きの中でも主張してくる脂の美味しさが、散策で冷えた身体を温めてくれるようです。

ただ……

ロースカツ定食も気になる。
気になるので、

カツも単品で頼みました汗
お勧めのタレを聞いたところ、味噌だれとの事でしたのでチャレンジ!
こちらの方ではあまり見かけませんが、サクッと上がった衣に甘い味噌だれが絡み、その奥の芯の部分からにじみ出るかのような豚の旨味。
大満足です!

帰りに時間がかかるのは分かっていたのでお昼ご飯を食べたらすぐに撤収しましたが、今までに無い新しい体験が多数できました。
恵那市は明智光秀ゆかりの地との事で、そのあたりがまだまだ味わい尽くせていません汗
ぜひまた一度訪れてみたいです!

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