勝浦市・海の博物館に「水辺の外来生物」展を見に行ってきました!

こんにちは!金子です。

先日、勝浦市にある海の博物館で現在開催中の「水辺の外来生物」展を見に行ってきましたのでご紹介したいと思います!

ちょうど「池の水ぜんぶ抜く」などで、世間の関心も高まっているテーマなのではないでしょうか!?
そんな事もあり「外来生物」という言葉を聞く機会は増えているように感じますが、
では改めて「外来生物とは?」「何が問題なの?」っていうと、意外と知られていないことも多いと思います。
この展示では、そんな疑問や、今房総で起こっていることが詳しく分かる内容になっています(*^-^*)

まず会場に入ると、カムルチー(雷魚とも呼ばれます)がお出迎えしてくれます。

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13:50からは、体験交流員さんによるエサやりタイムがあり、解説を聞きながら生き物がエサを食べる様子を観察することが出来ますよ♪
(エサやりタイム誤14:50→正13:50に修正しました)
カムルチーのお食事風景はかなり獰猛です。

会場には全部で25種もの生態展示があるので、観察し甲斐がありますね!

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千葉県には元々ザリガニは住んでいなかったので、実は県内で見られるザリガニはほぼ100%アメリカザリガニ(外来種)だって知っていましたか(@_@)!?
在来種を食べてしまうため問題になっています。

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こちらは北米から日本に持ち込まれたホンビノスガイです。
外来生物としては珍しく重要な水産資源となっており、 なんと「千葉ブランド水産物」にも指定されています(@@)
富津のラーメンにも使われているようですよ。
悪い環境でも死なないそうで、掘っても掘ってもホンビノスといった場所もあるそうです(@@;)

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スクミリンゴガイ、別名ジャンボタニシが産卵している様子が動画で紹介されています。
原産地はアルゼンチンで、食用として日本に持ち込まれました。
ピンクの卵のインパクトは一度見たら忘れられません!

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こちらはご存知(!?)キョンです。まだ子供で可愛いです。
外房ではやはり関心の高い方が多いようで、どこで見たとか、会話がよく聞かれるようですよ。

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平成30年度、印旛沼周辺で捕獲されたカミツキガメの数は、なんと2000頭以上・・・!!
絶句です。

こんな可愛いキョンも、カミツキガメも、
私たちを困らせようと思って自らやって来たわけではありません。

とても考えさせられる展示でした。
興味のあるお子様はもちろん、関心がなかった方にも新しい発見があるのではないでしょうか 。
今回は特に気になった一部をご紹介しましたが、ここに書ききれないくらいのボリューム感のある展示でしたよ!

展示は5月6日まで開催中です!
ぜひ皆さんも見に行ってみてくださいね(*^-^*)

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