勝浦市・海の博物館で「魚がつくる模様と形」展を見てきました♪

こんにちは!金子です。
毎日テレビで猛暑のニュースを耳にしますが、御宿は今日の最高気温は30℃、海からの涼しい風が吹き気持ちいい陽気でした(^^♪

さて、先日は勝浦市にある海の博物館で現在行われている企画展「魚がつくる模様と形」展を見てきましたのでご紹介します♪

テレビなどでよく、綺麗な模様の魚、面白い形の魚を見る機会がありますよね。
どうしてそんな色や形をしているんだろう?と興味を持ったことのある方も多いと思います。
この展示では、魚がつくる様々な模様と形について紹介されています!

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会場には生態展示もありますよ♪
このカゴカキダイという魚、縦縞と横縞どちらだと思いますか??

実は、魚の向きは人間と同じように頭部を上に、お腹を前向きに考えると、このお魚は縦縞なのです!

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このパネルの魚はその名も「タテジマキンチャクダイ」です!
上は大人の、下は子供の写真なのですが、全く違う姿をしていますよね(@@)

ところで、縞模様のお魚は成長しても縞の幅が伸びるのではなく、増えていきますよね?
この増え方はチューリング波というパターンで決まっていて、コンピュータのシミュレーションで全く同じ増え方を描き出したという解説があり、おぉ~っとなりました!

ちょっと説明がここに書ききれないので、ぜひ会場で見て納得してください!

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これは深海性のウチワフグです!
お腹に大きな膜があって、たしかに団扇っぽい姿ですね(@@)
深海に住んでいるので行動の観察が難しく、この膜は何のために使っているのか、まだよくわからない部分があるんです。
未知の部分があるって、ミステリアスですね。

会場に入るとテントが目に付くと思います。
この中にありますのが今回の展示の目玉!

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アマミホシゾラフグが作るミステリーサークルの実物大3D模型です!!

体長15cm程なのに海底に直径2m程もあるミステリーサークルを作るフグなんですよ!
水中では研究に制限がありますが、模型ができたことによって新しい事も分かってきました!
この模型は、4Kビデオカメラで撮影した100枚の静止画を抽出して、コンピュータ上で立体構造を再現、発泡スチロールを削り出すタイプの3Dプリンタで製作されたという、最新技術の結晶なのです✨
科学が進歩するにつれ、研究も進んで行くんですね!

ミステリーサークル上にはフグの模型も一緒にありますので、その対比がさらに実感しやすいと思います!
ぜひ実際に皆さんの目でご覧になってみてください!

展示では、実際に博物館前の磯で見られる生き物もたくさん紹介されています。
この展示を見て、不思議だと感じたり、興味を持った方は、ぜひ磯にも出て観察してみてくださいね(*^-^*)

展示は9月16日(月祝)までとなっております。
皆さんも是非行ってみてくださいね♪