8月11日は山の日

今日は国民の祝日「山の日」。
2016年に施行されたできたての祝日でまだあまり馴染みがないですよね。

祝日法に「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨としているとありますが、
山登りを趣味にしている人ってどのくらいいるんでしょうね?
海に遊びに行く家族は当たり前のようにいますけど、
山に行くっていう家族はあまり聞いたことがありません。

そんな自分もその一人で4〜5年前くらいはまったく山になんて興味はありませんでした。
仲間と冬山を登って滑るようになり、そのトレーニングで坂戸山を登り始めたのがきっかけです。
申し合わせたように仲間も夏山登山を始めていました。

近隣の山では、「平標山」「飯士山」「苗場山」「秋葉山」「巻機山」「谷川岳」「大源太山」「浅草岳」「坂戸山」「樽山」などなどを登り、湯沢の周辺にある素晴らしい山々を堪能していました。
が、仲間たちは近隣だけでは飽き足らず、遠くアルプスにも足を伸ばし始めました。
そんなことで8月4日にお誘いを受け、「乗鞍岳」に登ってきましたので写真でお届けさせていただきます。

乗鞍岳は飛騨山脈(北アルプス)の南部に位置する山々の総称です。
今回はその主峰である剣ヶ峰(標高3,026m)を目指します。
自然保護のため、登山口までは車の乗り入れはできないので、バスで畳平へ向かいます。
写真はバス乗場からの乗鞍岳。

バスに揺られること約50分で登山口の畳平へ到着。
ここですでに標高2,702mあります。
驚くのはこの乗鞍スカイラインがロードレーサーのメッカであるということ!
バスでも50分かかる坂道を大勢の人が登っていました。
この趣味に目覚めることは今の所なさそうです・・・。

畳平から見える雄大な山。
初めてなので、これが目指す頂きだと思っていたことは内緒です。

まずは集合写真!
シルエットが楽しそうですね!

道中にはコマクサが群生していました。

湯沢高原で見慣れたコマクサですが、これほど咲いているのを見るのは初めてです。

他にも綺麗な色の湖?池?が、残雪部分だけ色が違いとても綺麗でした。

さらに登ると、大きな残雪になにやら動くものが・・・

なんとスキーヤーです。そう、ここ乗鞍岳は夏スキーのメッカでもあるのです。
多くの人がバスに道具を乗せてこの雪を目指していました。

かぐらやガーラのサマーゲレンデでいいなと思ったのは内緒です。

そして気になる看板がこちら。
東京大学宇宙線研究所!「宇宙線?」なにやら壮大な研究を行っている様子。

残念ながら入ることはできないので、遠くから一枚。
いやー気になります!天体観測とかもできるのかなー?
そうそう、13日はペルセウス座流星群が見られますので皆さん夜空を見上げましょう!

そんな楽しかった道中もそろそろ終わり。
目指す頂きが目前です。

山頂は結構狭いので、夏休みの晴れた日曜日なんて込み込みでした。
たくさんの人が山頂の写真待ちで並んでいましたよ。
当然ならんで写真を撮ってもらったのですが、他の方も写っているので想像でお楽しみ下さい。

山頂から下を見渡すと素晴らしい景色が!
遠くに他のアルプスの山々が見えるはずでしたが、残念ながら霞んでいました。

今回の行程は湯沢から車で約3時間→駐車場からバスで50分→山頂までのんびり2時間でした。
帰りに上高地で美味しい蕎麦を食べて満喫して帰ってきました。

まだ登山が趣味になっていない皆様、まずは湯沢の「平標山」はいかがでしょうか?
花の百名山に名を連ねる登りやすい綺麗な山です。

平標山